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2010年9月3日金曜日

仮面の忍者・赤影

「♪しゅりけん シュッ シュ シュ シュ シュー赤影はゆく♪」

「仮面の忍者・赤影」

この「仮面の忍者・赤影」のテレビドラマについては、私は、ほとんど毎週のように見ていた記憶があります。非常に斬新というかモダンな感じで、ストーリーの展開もスピーディーで小気味よかったという印象が強く残っています。


記憶に残っているのは、何といっても赤影、白影、青影の三人の忍者と、奇っ怪な忍者集団との戦いです。


巨大な独楽やパラソルに乗って現れる忍者など、奇想天外な作劇が印象的な赤影であるが、倉田・山内両監督らはいかに面白い忍術絵巻を描くか、スタッフ全員に宿題のようにしてアイディアを提出させたそうです。


現場でも乗りに乗った雰囲気だったそうで、登場する敵忍者は、どう見ても戦国時代の者とは思えない出で立ちをしており、空飛ぶマシン「大まんじ」や、巨大なロボット「金目像」など、SF的なアイテムが次々登場します。


また敵忍者が用いる武器・小道具もどう見ても現代の製品が堂々と画面に登場したりといささか暴走気味の演出も、見どころです。それでいて、人物の衣装・風俗はきちんと戦国時代のもので統一されて時代劇のメッカたる東映京都の面目を保っている作品です。


主な登場人物・キャラクター




赤影・・・飛騨の里が誇る忍びの名門「影一族」の一番手。常人ならざる様々な忍術を駆使して、幻妖斎を始めとする忍法者と渡り合う。父は影一族の長、影烈風斎である。赤い仮面で素顔を隠しており、仮面の額にある秘石からは、指や刀を当てることで破壊光線を放つことが出来る。また飛行術を会得しており、空を飛べる。


白影・・・初老の忍者で、忍術のベテラン。槍術を得意とし、「影」と書かれた巨大な凧に乗る。 凧に乗ってみたい・・・。


青影・・・少年忍者。「がってんがってん、しょ〜ち!」や、「だいじょ〜ぶ!」など、独特の動作を伴う相槌を打つ。みんな真似しました。


白山・・・赤影が乗る白い忍馬。ほかの二人は黒馬に乗る。人語を解するだけでなく話すこともできる。すごい!




第1部 金目教篇(第1 - 13話)


· オープニングナレーション


「豊臣秀吉がまだ木下藤吉郎だった頃、琵琶湖の南に「金目教」という怪しい宗教が流行っていた。それを信じない者は、恐ろしい祟りに見舞われるという。その正体は何か?藤吉郎は金目教の秘密を探るため飛騨の国から仮面の忍者を呼んだ。その名は…赤影参上!!」


第2部 卍党篇(第14 - 26話)


· オープニングナレーション


「織田信長の活躍した頃、海を渡ってきた奇怪な妖術者の群れがギヤマンの鐘を求めて各地を襲撃した。世界制覇を狙う卍党の仕業である。強烈なエネルギーの製法を秘めたギヤマンの鐘3つ。日本の平和を願う信長は、卍党の野望を粉砕すべく飛騨の国から仮面の忍者を呼んだ。その名は…赤影参上!!」


第3部 根来篇(第27 - 39話)


· オープニングナレーション


「悪大将、夕里弾正の反乱を知った織田信長は居城清州から小人数(こにんずう)を率いて京の都へ急いだ。しかし、その道筋には、弾正に味方する根来の忍者が、恐ろしい怪獣を操って待ち構えている。道中の無事を願う織田信長は飛騨の国から仮面の忍者を呼んだ。その名は…赤影参上!!」


第4部 魔風篇(第40 - 52話)




· オープニングナレーション


「飛騨の国、影一族に伝わる黄金の仮面は、あらゆる忍者にとって憧れの的、栄光のシンボルであった。そしてまた、仮面には、莫大な黄金の謎が秘められているのだ。この仮面を奪い、忍者の王座を狙う者が現れた。怪忍獣を使う魔風雷丸である。立て!仮面の忍者!…赤影参上!!」


ナレーションも楽しみの一つでした。